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理想のおうち造りとは?理想の家づくりの進め方について考えてみよう

設計士との商談

皆さんは家づくりにおいてどのように家づくりを進めたいか考えたことがありますか?

理想の家ではなく、理想の家づくりについて考えたいと思います。

なぜ私がこのように思ったかというと、以前は知らなかったですが家づくりの進め方にはいくつかの種類があるようなのです。

住宅購入アドバイザーの仕事に就いて見えてきた家づくりの進め方について、皆さんにも情報共有したいと考えました。

この記事を読むことで家づくりの方法から住宅会社を選ぶ方法もあるのではないか?その方が失敗しないで家づくりができるのではないか、そう思っていただけるかもしれません。

自分にとって理想の家づくりについて考えてみる

考えている女性

そもそも皆さんは家づくりってどうやって進んでいくものなのか、想像したことがありますか?

理想の家について考える人は多くても、理想の家づくりについて考える人は少ないのではないでしょうか?

理想の家づくりについて考えることで、「理想の家」になるかどうか決まってくると思います。

家づくりの進め方には大きく分けると次の2種類があります
🔸担当営業マンと商談しながら進める方法
🔸設計士やコーディネーターと商談しながら進める方法

その家づくりおかしくないですか?

私は家づくりの進め方として、営業の人に要望を伝えて仕様を決め、プランやパース図にしてもらって修正しとなるとなんとなく考えていました。

でもそれってよく考えるとおかしくないですか?

住宅の営業マンは家を売るのが仕事です。

家については詳しいですが、設計や建築の資格を持っているわけではないです。中には持っている人もいますが、営業マンは設計に詳しいわけではありません。

ですので営業マンが出来ますと言ったことが、実際は出来なくて家づくりの不満に繋がっているといった投稿も多く見かけます。

一般的なやり取りはこちらの要望を伝えたとき、「いったん持ち帰ってできるか確認します」という回答になります。別にこれが悪いわけではないです。

経験の多い営業マンや知識の多い営業マンなら、その場でできるできないの判断ができるかもしれないし、代替え案を提示してくれるかもしれません。しかしそれは営業マンの能力次第ということになってしまいます。

私が言いたいのは設計士と直接やり取りが出来たらよくないですか?ということが言いたいのです。

一般的には最初に述べたように担当の営業マンと要望や仕様について話し合います。

そういった会社は社内に何人かの設計士がいて、営業担当がお客様からヒアリングしてきた情報をもとにプランを考え、営業がお客様に提案するという形になっています。

しかし中には設計士がお客様との打ち合わせに同席し、お客様の要望にその場で答え、できないことには代替え案を提示してくれるスタンスをとっている会社や、コーディネーターが同席してくれる会社もあります。

そうすると打ち合わせがスムーズに進みますし、後々できるできないで揉めることもないと思います。

また契約後は営業から設計にお客様を引き継ぎ、契約後は設計士と打ち合わせをするという会社もあるので、そういった会社の特徴を調べ家づくりの進め方の観点から住宅会社を選ぶのもよさそうですね!!

設計士と直接やり取りできないタイプの進め方

では最初に述べたような営業マンと打ち合わせをして、仕様を決めるスタイルの住宅会社はどのような仕組みになっているか解説します。

このタイプの住宅会社はハウスメーカーや大規模工務店に多いです。

特徴として家の商品名に名前がついている会社が多いです。

皆さんハウスメーカーって何を売ってるかご存じですか?

ハウスメーカーは自分の会社独自の製品や工法をパッケージ化して売っています。

ですから欲しいものを決めて買いに行くのがハウスメーカーといえます。

つまり買いたい車が決まっているからその車メーカーに行くようなものです。

ですので大手ハウスメーカーは性能を維持するために変更できないことが多いのです。

当然外観や間取りは耐震性能にかかわる問題になるので、設計士がちゃんと構造計算して考えてくれます。

しかしそれ以外の部分は標準化され、お客様はいくつかある標準の中から自分好みの商品を選びます。当然標準以外からでも会社側がオッケーすれば選ぶことが出来ます。

ですのでハウスメーカーはそれぞれ得意とする設計があり、その得意とする設計がそのままその会社の外観の特徴となっているのです。

三井ホームなら洋風なかわいらしいおうち。

大和ハウスならモダンで重厚感のあるおうち。

スウェーデンハウスなら北欧風といった具合です。

中規模・小規模工務店の家づくりの進め方

設計士の手元

それに比べ特に標準というものがなくお客様の要望を形にするのが得意な工務店もあります。

地元の工務店や設計事務所に多いです。

標準仕様はありますが、基本的にはなんでもやってくれ融通の利くところが多いです。

お客様の要望を聞いてからそれに合うプランを考えます。商品としてパッケージ化されている家があるわけではありません。

住宅設備や壁紙は標準仕様があり、そこから選ぶことも、自分で選ぶこともできます。

この標準仕様があるというのはお客様が選ぶのに困らないために、あえて設定してくれているのです。

そうじゃないといろいろなメーカーの数ある商品の中から、壁紙やキッチン、トイレなど選びきれないですよね。

設計事務所での家づくりの進め方

最後にそれ以外として設計事務所があげられます。

設計事務所は文字通り設計士さんが運営している住宅会社になるので、直接設計士さんと打ち合わせができます。

当然自分の設計力を売りにして営業しているので、設計力には自信があります。

お客様の要望を形にするのは得意ですし、満足のいく住宅を建てられる可能性は対いのではないでしょうか。

普段設計士が表に出てこないハウスメーカーなどでも、お客様が要望すれば設計士と面談することも可能な会社もあります。しかし、すべての会社ではありません。設計士と打ち合わせできない会社もあります。

それにそういった会社で無理やり設計士を出してきても、普段お客様と面と向かって接していないので難があることも多いようです…

その点設計事務所を設けて自分でやっていこうと考える設計士さんはコミュニケーション力があり、自分がお客様と接したいから設計事務所をやっているという方が多いです。

そういった方は提案力もあり、お客様の要望をくみ取るのが上手です。

決してる裏方の設計士さんが悪いというわけではありません。一般的な傾向を述べているだけで、皆さんプロなので仕事には誇りをもってやっています。

中小規模の工務店においては、設計は外部の設計事務所にお願いしてるというところもあります。

直接依頼先の設計士と打ち合わせはできませんが、プラン作りには定評があります。

その場合工務店の営業担当のヒアリング力が問われますね!

家づくりの進め方まとめと解決編

決定

ということで家づくりの進め方と、それぞれの住宅会社によって進め方が違うということについて解説してきました。

どちらの進め方が良いとか悪いとか言っているわけではありません。

皆さんが自身の理想とする家づくりについて考えるきっかけになればと考えました。

そして実際の家造りの進め方について知らずに進んだ場合、後でそういうやり方もあったのかと知った時後悔が無いように伝えさせていただきました。

しかし、進め方に種類があるのは分かったけどどうやってその会社担当者との話し合いが進むかは、実際進んでみないとわかりませんよね!?

そこで、事前に自分が建てようと考えている会社の家造りが、どのように進むか調べる方法を説明して終わりたいと思います。

ネットで調べる

一番簡単なのは知ってる人に聞けたら早いですよね!?

なのでまづは手っ取り早くネットで調べてみましょう。

ネットでホームページを調べると、会社によっては設計士が同席と書いてある会社があります。

その場合設計に自信があるんだと思います。

ネットにわざわざ書くということは設計士の同席が一般的ではないということですし、設計士の同席に利点を感じているからわざわざ打ち出しています。

そのほかに、そのハウスメーカーで建てた人の口コミを確認するという方法もありますが、膨大な口コミの中から自分の目的とする情報を見つけるのは骨が折れます。

ハウスメーカーで聞く

次は住宅展示場や感性見学会などで、直接営業マンに家造りについて質問してみましょう。

どのように家づくりを進めているのか質問すれば教えてくれます。

もしくは設計士と打ち合わせできるか聞いてみてください。

自分が実際に検討している会社なら、実際に展示場に足を運んでアンケートに答えるのも苦にはならないですよね。

住宅会社の案内所を利用する

そして3つ目なのですが全国にある住宅会社の案内所を利用するという方法です。

住宅会社の案内所はその地域に根差したアドバイザーがいます。

当然地域の住宅会社には詳しいので、各住宅会社がどのように家づくりを進めていくのか知っています。家づくりの希望を伝えればあなたに合った住宅会社を紹介してくれます。

私のところにも理想の家づくりを求めたお客様が相談に来ます。

相談自体は無料ですし、家づくりを何から始めたらよいか教えてくれます。

いろいろな住宅展示場に出かけなくても、各住宅会社の情報を得ることが出来ますし、一般的にはよく知られていない優良な住宅会社を紹介してくれます。

またネットで一括で情報を取り寄せる方法もあります。

家にいながら各住宅会社の情報を取り寄せることもできますが、資料が送られてくるだけのものもあり、家づくりの進め方については分からない場合もあります。

LIFULL HOME’S 住まいの窓口 なら家に居ながらにして電話で様々な住宅会社の情報や、家づくりの分からないについて相談することが出来ます。

こういった住宅会社の紹介窓口を利用することで、住宅会社に個人情報を教えてしつこい営業を受けることなく、いっぺんに様々な住宅会社の情報を得ることが出来、住宅会社に対するアドバイスを受けることが出来ます。

私はこういった住宅会社紹介窓口の店舗やネット問わず利用するのも、マイホーム計画を成功させる一つの手だと思います。

マイホームの計画の参考になったでしょうか?

住宅会社の情報を得る方法はいくつかあります。それぞれを検討してみて自分に合った方法を選んでください。

一番よくないのは情報弱者になることです。

知らないがために失敗することが一番よくないと思います。知っていれば防げる失敗も多いと思いますので、くじけずに理想の家を手に入れる勉強を続けましょう!!