住宅の購入を決断した人たちは何を根拠に購入時期を決めたのでしょう!?
私は今までに2度ほど購入を考えました。今回が3度目の正直です。
3度目といいましたが考え始めてからずっと継続していて、今まで買い時を2回後ろにずらしたという意味です。
2回後ろにずらした理由はどちらも私の転職が原因です…
私たち家族は2018年の12月から、マイホームの購入に向けて本格的に行動を始めました。
理由は3つです。
理由2:子供が生まれた
理由3:もうすぐ40歳
以上の理由が本格的に持ち家を考えるきっかけとなりました。
持ち家を考えるきっかけにはなりましたが、だからと言っていつ買うかという理由にはならないと思います。
このことについて私の考える我が家の住宅購入時期について考えていきたいと思います。
我が家が住宅購入を来年にする理由ランキング
結論から言うと私の考える我が家の購入タイミングは来年後半が良いと考えています。
その理由をいくつか列挙してそれぞれ理由をランキング形式で発表したいと思います。
2位:自動車ローンが終わる
3位:住宅ローン減税が来年で終了する
4位:金利が安い
5位:来年40歳
6位:子供が生まれた
以上が来年住宅を購入するランキングです。
ちなみに住宅の購入時期を考える理由と、住宅購入を考える理由は違うので子供のことは6位になっていますが、住宅購入を考える理由としては子供のことは上位です。
あくまでも住宅購入と、住宅購入時期を考える理由は別だと思いますので、金利が安いから家を買おうと思う人は少ないと思います。
なので上記のようなランキングをつけました。
ではなぜこのようなランキングを付けたのか一つづつ理由を解説していきます。
中には皆さんの知らない理由もあるかもしれないので参考にしてください。
1位、勤続年数1年以上
実はこの勤続年数1年以上というのは別に1年じゃなくてもよかったです。
ただ1年以上ないと借りられる住宅ローンが限られるので、変動金利も検討に入れたかったので勤続年数1年以上になりました。
フラット35なら勤続年数が半年でも住宅ローンを借りることができます。
しかし、現在は変動金利の方が金利が安いので、その分借り入れをすることができます。絶対ではないです。
銀行の事前審査は店頭金利をもとに行われます。つまり実際に適応される金利とは審査の基準が違うのです。店頭金利3%~4%くらいで事前審査がされるので、思ったほど借りられないということもあります。フラット35では変わりません。
ちなみに私の場合は属性も悪いので、変動金利でもそれほど低い金利で借りられないかもしれません。
今は変動と固定両方考えており、両方に審査を出してみて差があまりなければフラットで借りる予定です。
金利の決定については今後詳しく紹介していきたいと思います。
住宅ローンに関する余談
ちょっと話がそれて余談ですが、昔は勤続年数2、3年は欲しいと言われていました。
しかし実際私がFPの方や住宅会社の人と話してみると皆さん1年以上と口をそろえて言います。
これは昔と違い転職が当たり前になり、勤続年数が短いのも当たり前になってきているからです。
よく2、3年と聞きますが1年でも大丈夫そうです。
特に同じ業種での転職は問題ないです。
しかし、勤続年数が長い方がローンの審査に有利なことには変わりありません。
金利の優遇や融資額の増大については勤続年数が長い方が有利です。
2位、自動車ローンが終わる
これは結構大きな理由になります。
来年、5年の自動車ローンが終わります。
車を買うときは住宅の購入なんて考えていなかったので何も考えていませんでした…
住宅ローンを使っての住宅購入を考えている人は、自動車の購入は住宅ローンを組んだ後の方がよさそうです。
我が家は自動車ローンを毎月3万5千円払っているので、この3万5千円を住宅ローンに換算すると約1200万の違いになってきます。
1200万円分住宅の借り入れが増やせたら購入できる重住宅の幅も広がります。
なのでまずは自動車ローンを無くしてから、マイホームを購入したいと思います。
3位、住宅ローン控除が2021年まで
現在の住宅ローン控除ですが来年2021年12月で終了の予定です。
なので折角住宅を購入するならお得な制度を使って少しでもお得に購入したいと考えますよね!
一応来年いっぱいということになっていますが、コロナウィルスの影響などで延長される可能性もありそうです。
しかし、住宅ローン減税においては適応要件をしっかり確認するようにしましょう。
広さや築年数によっては対象外になる場合などもあるので、自分の購入しようとしている物件が要件を満たしているか事前にチェックするようにしましょう。
4位、金利が安い
現代は日本史上まれにみる低金利時代です。
できることならこの低金利の恩恵を受けたいと考え、金利の安いうちに住宅ローンを組みたいと思い、早いうちが良いと考え4位にしました。
金利1%の上昇は金額にして600万円の支払いの差になります。
ひと昔前は頭金をためてから住宅を購入することが当たり前でしたが、今は頭金を貯めている間に金利が上昇してしまっては意味がありません。
なので金利が上昇する前にできるだけ早く住宅ローンを組みたいと考えています。
5位、40歳という年齢
もともと40歳というのは私の勘違いが原因でした。
40歳になったら団体信用生命保険に加入できないと思っていたのです。
しかし実際はそんなことはなく40歳でも団信に加入することはできます。
ただ銀行は払い済みの年齢を審査するので、40歳で借りると完済年齢は75歳になります。定年して収入がない状態で住宅ローンを返済していくのは大変ですよね。
なので住宅ローンの借り入れ審査が厳しくなります。
もう一つ年齢のことに触れておくと、私が気にしていることは健康についてです。
住宅ローンは基本団信に入れなければ組むことができません。フラット35は団信なしでも組めます。
ただ、人生どうなるか分からないのに、家族に住宅ローンを残して死ぬのは心配ですよね。
やはり年齢が上がれば引っかかる健康告知も増えるかもしれません。そうなると住宅ローンが組めなくなってしまうので、できるだけ健康なうちに組んでおきたいです。
6位、子供が生まれた
これは家を買うきっかけとしては上位に来ると思います。家を買うタイミングとしてもやはり子供が小さいうちがいいと思います。
皆さんは家を買ってそこで家族とどういう生活がしたいですか?
小さい子供のために広い家を欲しいと考えませんか?
でも子供の小さい間なんてすぐです。子供はあっという間に成長してしまいます。
成人した子供は家を出て一人暮らししてしまうかもしれません。高校を出て一人暮らしを始めたら、あと何年子供と同じ家で暮らせますか?
子供と同じ家で少しでも長く暮らすためにも、子供が小さいうちに早めに家を購入した方が、一緒に過ごせる時間も長くなると思います。
子供の成長はうれしいですが、悲しくもありますよね…
買い時についての追加説明
今までいつが買い時かということについて話してきましたが、皆さんは1年のうちでいつが一番買い時かということについて考えたことがありますか?
なかなか1年のうちではいつが一番買い時かということは考えないのではないでしょうか?
しかし実は1年のうちでもいつ買うのが得になるかということがあります。そのことについて少しふれておきたいと思います。
1年のうちでいつが一番買い時かというのは、ズバリ年末に入居するのが制度上得になります。
理由は2つあります。
理由1
一つ目は住宅ローン控除の計算が、年末の残高の1%が戻ることにあります。
どういうことかというと、年末に残っている残高が多いほど戻ってくる金額が多いのです。
つまり年末に3000万円残っている人は30万戻ります。
しかし1月から住み始めてその年100万円返済した人は年末の残高は2900万円になり、帰ってくるお金は29万円になり1万円少なくなるのです。
1万円と少額かもしれませんが、家族で1回分の外食費以上にはなりますよね!?
理由2
ことらも住宅ローン控除にかかわることになってきますが、住宅ローンは1年分の所得税、住民税が戻ります。
どういうことかというと、12月に住み始めれば済んでいなかった1月から11月分の所得税、住民性が戻るということなのです。
1か月しか住んでないのに12か月分の所得税、住民性が戻ってくれば得ですよね!
さらに住宅ローンの残債も丸々残っているので住宅ローン控除の返還効果は大きくなります。
建築工事というのは遅れはつきものです。今回もコロナウィルスの影響で資材が届かず多くの遅れが発生しました。
年末ぎりぎりの入居は思わぬ事態が発生しますので、年の後半に入居するくらいの気持ちで余裕を持った計画をお勧めします。
我が家の住宅買い時まとめ
我が家の住宅の買い時をランキング形式で紹介しましたが参考になりましたでしょうか!?
40歳目前の転職したての人にしか役に立たなかったですかね。
しかし、紹介した中にもいくつか誰にでも当てはまる理由もあったと思います。
住宅ローン控除のこととか、団体信用生命保険のこととか参考にしていただけると思います。
欲を言えば私の本当の買い時は2020年中には入居したかったです。
なぜなら2020年中に新居に入居すれば、消費税増税の軽減税措置として住宅ローン控除が3年間延長されているからです。
注文住宅は間に合いませんが、建売住宅ならまだ間に合いますね!
人生におけるマイホームの買い時は35歳前後ではないでしょうか?
35歳までに住宅ローンを組めば65歳までには完済できますし、若くて健康なうちの方が団体信用生命にも加入しやすいからです。
しかしあまり若すぎるうちに購入するのはライフプランも確定していませんし、家族構成も確定していないのでリスクでもあります。
子供が2人の予定が3人になってしまったら、部屋が足りないなんてことになりかねないですよね。逆に子供ができる予定で、一人もできなかったら部屋が余ってしまいますね。
何事も計画を立てて準備が必要だと思います。
いくら頭金が無くても家が建てられるといっても、やはりある程度の現金は必要ですし、ほかの借り入れは増やさない方がいいです。
そうはいっても極論欲しくなったタイミングが買い時ですよね。
私も35歳過ぎるまでマイホームなんて全然真剣に考えていませんでした。というよりは持ち家を持つ必要がなかったのです。
家族ができ家も狭くなったのでマイホームが欲しいと考えますよね。
そこから計画して何年後というよりは、そう思ったときに欲しいですよね。
そんな時は将来のマイホーム計画に向けて、プロに相談しておくことはよい準備になると思います。
私もそうでしたがファイナンシャルプランナーなどのプロに相談してきました。
相談だけなら無料でできますし、購入に向けてお金のことや住宅についてプロに相談してみてはいかがでしょう。