戸建てにしろマンションにしろ購入を考えるときには、新築か中古かどちらが良いのか考えますよね。
日本の住宅業界では戸建てでは8割が新築、2割が中古住宅です。
マンションになると半々に変わります。
この結果を見ると戸建て住宅の購入を検討している人は、中古住宅を購入するという選択肢は検討の初期段階で削除している可能性が高そうですね。
そんな多くの人が選ぶ新築住宅どういったところが魅力なんでしょうか!?
新築住宅メリット・デメリット
きっと皆さん新築住宅のメリットとデメリットを比較してメリットの方が大きく感じているから、新築を選ぶんですよね。
ではその新築のメリット・デメリットどんなものがあるのでしょうか。
新築住宅のメリット
2、設備が新しい
3、保証がついている
4、注文住宅なら間取りを決められる
5、最新の設備を取り入れることができる
6、享受できる減税や補助金がある
7、維持費用が安い
思いつく限り書き出してみました。
新築の最大の良さはやはり何といっても誰も住んだことがなく、設備も建物も最新で新品ということです。
固定資産税の減税やすまい給付金など購入時に受けられる補助も中古に比べると多いです。
設備に対する保証もついていますし、注文住宅なら設備や間取りを自由に決められます。
建物や設備の性能が良いので家電が省エネだったり、空調効率が良く光熱費を抑えることもできます。
デメリット
2、新しく建てる家は郊外の立地になりがち
3、注文住宅の場合は住んだ後のイメージがしにくい
4、リセールバリューが悪い
新築住宅の一番のデメリットは価格が高いということです。
正直私はこのデメリットが致命的なデメリットだと思っています。
皆さんに価格が高い理由を考えてほしい。
現在住宅の購入価格は新築と中古住宅の平均で1000万の差があります。
中古なら新築に比べ平均1000万も安く買えるのです。
その1000万円分で自分の好きなようにリフォームするのが良い気がしますが…
あとはデメリットにも書きましたが新築で建てようとすると、立地の良い場所はすでに家が建っているので土地自体が出てきません。
出てきてもとても高額で多くの人は手が出せません。
結果郊外の安い土地に家を建てることになります。
また注文住宅では図面を見ながら打ち合わせをするので、入居後の生活をイメージすることが難しいです。
そのうえ自分たちの要望を盛り込み、プロである設計士や住宅会社の営業のアドバイスを聞かないので、完成後の生活がイメージしたものと違うという失敗に陥ります。
新しいものはなんでもそうですが、売却しようとすると価格が大幅に下がります。
なので損益分岐点まで住み続けないと損をすることになります。
生涯その家に住み続けるなら何の問題もありません。
まぁ、家を損得で考えること自体マイホーム購入においては失敗するのかもしれません…
私個人としては売却や建て替えも視野に入れているのでそのあたりもしっかり考えていきたいです。
どうして多くの人が新築を選ぶのか
新築のメリット・デメリットについては上記に挙げたようなことがあります。
では戸建てにおいては8割の人が選ぶ新築。多くの人が新築を選ぶ理由はどこにあるのでしょうか!?
ズバリそれはメリット1の新しいというところに尽きると思います。
「なんだそんなことか」と思いますよね。
そりゃそうですよね。一生に一度しかないかもしれないマイホームの購入。そりゃ新しい方がいいですよね。
皆さんもお気に入りの服や車を買うときやはり新品がいいですよね。
一生に一度のマイホームの購入ならなおのこと新品にこだわりたいですよね。
だから多くの人が新築を購入するんですよね。
でもよく考えてください。新築にこだわる理由は何ですか?見栄ですか?
本当に新築にの値段にそれだけの価値がありますか?
見極めるのは難しいですが中古でも良い物件はあります。
浮いた1000万で子供や老後のために資産形成した方がよくないですか?
1000万のローンは1200万円の支払いになります。その利息分の200万で運用した方が資産形成できると思います。
家は家族の生活を入れておく箱です。幸せに生活したいなら形式にこだわらなくてもよいのではないかと思います。
お金が余っていて使い道に困っている人であればそんなこと考える必要はありませんが、私はそうではないので住宅購入の失敗が直接人生の破綻につながります。
そもそもそういった人はローンを組んでまで持ち家を購入してはいけないらしいです。でも私は持ち家が欲しいです。
なので生活が破綻しない住宅を購入していきたいと思います!